２０２０年に代表取締役に就任したときから、ずっともがいているような状態でした。
コロナウイルスの感染が拡大で仕事が全くなくなってしまったときから、安心堂の印刷の価値とはなんなのかをずっと追求しています。
今でも、まだまだコロナ前の業績には程遠く、毎日多少なりとも焦りを感じております。
代表に就任してから早３年。
コロナ禍だったこともあり、代表就任のご挨拶周りをしていなかったので、新型コロナウイルス感染症が５類に移行されたのをきっかけに、長年お付き合いいただいているなんでもくんユーザー様へのご挨拶周りを始めることにしました。
先日は株式会社スタイルグラフ様をご訪問。
なんでもくんで印刷した革のカバー
スタイルグラフ様でお取扱いされているグッズの一部
１５年ほど前から手動式小型パッド印刷機なんでもくん（現在ご利用いただいてるのはどこでもくん）をご使用頂いています。※どこでもくんはスタンプ式のパッド印刷機です。
スタイルグラフの恩田社長とは展示会で一度ご挨拶させて頂いたそうです。（思い出せず大変失礼しました・・・）
とはいえ、ゆっくりとお話させて頂くのは初めてのこと。
ご挨拶が遅くなったお詫びと、長きに渡りなんでもくんをご活用いただいてることへの感謝の気持ちをお伝えいたしました。
恩田社長となんでもくんの出会いをお聞きすると、展示会だと思う・・・と仰っていました。
当時、様々なグッズへ名入れをすることのできる機械がないかと、いろいろ探していたそうです。
なんでもくんに限らずですが、機械というのは使いこなすまでにはある程度の訓練が必要にります。
恩田社長はなんでもくんを自社の生産ラインに乗せるまで１年くらいはかかったかな・・・とおしゃっていました。
１５年前のことですから、今のように動画配信やオンラインでの相談などもできない状況だったと思います。
レクチャーを受けに３回ほど安心堂に足を運んできて下さったそうです。
それでも「なんでもくんと出会ってなかったらどうなっていたか分かりません。本当に感謝しています。」とおっしゃって下さいました。
私たちの頑張る理由はここにあります。
それを直接お聞きすることは多くはないので、対面してお顔を見ながらお話を聞かせて頂くことができ、じんと胸が熱くなりました。
私たちの頑張る理由。
「ひとりひとりの豊かな人生に貢献すること」です。
お客様の喜びになるものづくりをすることです。
ひとり一人を大切に ひとつ一つを丁寧に ひとり一人の豊かな人生を想像し、印刷の技術で貢献する
これが安心堂の企業理念です。
なんでもくんは販売して終わりではありません。
お客様に使いこなして頂き、事業に活かして頂くまでが私たちの仕事です。
これからはアフターフォローの体勢をさらに整えていきますので、お困りごとなどございましたらお気軽にご相談ください。
安心堂の創業者である先代が開発した「手動式小型パッド印刷機なんでもくん」
ご愛用頂いているお客様のため、そしてなんでもくんの技術を必要としているこれからのお客様のためにも、私たちは日々精進し続けていきます。
恩田社長、貴重なお時間を頂きまして本当にありがとうございました。
今後とも末永くなんでもくんをご愛用いただきますようお願い申し上げます。
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