印刷日和

別れの季節

安心堂の前身の会社である、マルミ産業の頃から働いてくれていたであろうコンプレッサー。

とうとう入れ替えの日を迎えました。

壊れてしまったわけではないのですが、音も大きく、かなり古いのでいつどうなるかわからない状態でした。

そして1年前、以前はコインパーキングだったお隣さんにアパートが建ちました。

コンプレッサーの稼働する時の音がかなり大きいので、ご近所迷惑じゃないかと戦々恐々としていました。

そんな時、中古の5年程度しか使用していないという、綺麗な状態で音も静かなコンプレッサーがあるとの情報が舞い込んできました。

新品で買えば100万円以上はするであろうコンプレッサーが、お値打ち価格で入手できるという。

即断しました。

今日は、入れ替えの日。

機械が新しくなるのはとても嬉しいことですが。

30年以上頑張ってくれていたコンプレッサーとお別れするのはとても悲しいことです。

長い間、安心堂を支えてくれて本当にありがとう。

今は亡き創業者と記念撮影。

創業当時、コンプレッサーが稼働して、パッド印刷機が動き出したとき、父はどんな思いだったのだろう。

きっと明るい未来を創造して、ワクワクしていたんだろうな。

その当時を想像すると、なんだか感極まりました。

長年勤めてくれている社員も「涙が出そう・・・」と言っていました。

このコンプレッサーがなかったら、安心堂にある印刷機たちは1台も動かなかった。

本当に本当に、お疲れ様でした。

そして新しいコンプレッサーくん。

どうぞこれからの安心堂をよろしくお願いいたします。

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